ピュア・ウォーター


Arthur's Theme by Christopher Cross (Best that you can do)

 

3年間。

3年間の暗中模索、その集大成。始まりと終わり。

思案の中で浮かぶ答えと、欲望以外が消えた感情。

 

それがフィナーレの打ち上げ花火では、役が不足している。

やはり幕を引くのは、記憶の君・・・なのだろうか。

少なくとも、これからのオリジナルでなければ。

オリジナル。そう、オリジナルの価値・・・だ。

 

さて。

一通り、雨上がりの街をひとり。

「真実って何だったの?」。

一時的な感情や、変動し続ける数字や、強弱のある明暗とか、そんな美談を、じゃない。

 

あと2、3分、座ったまま考えたい。

そのために用意した時間だ、そのために交渉した時間が。